わたしたちについて

こうち福祉会からのあいさつ


社会福祉法人 こうち福祉会
あおぞら蒼空舎 施設長
鎌倉節子

あおぞらは夢の始まり。心にいつもあおぞらを。

社会福祉法人こうち福祉会の始まりとなったのは、昭和62年11月に発足した「高知共同作業所を考える会」です。当時の高知市には共同作業所やグループホームが少なく、障害者が働きながら生活をするには様々な困難がありました。そうした中で養護学校の卒業生数名と保護者が集まり、「自分たちでつくるしかない」と話し合ったのが会発足のきっかけでした。そして、平成元年4月に無認可「青空共同作業所」を開所しました。
無認可の何もないところからのスタートでしたが、見上げればいつも美しい高知の青空が広がっていました。私たちにとって「あおぞら」は夢の始まりです。平成6年に社会福祉法人「こうち福祉会」として認可をいただいてからも、私たちの心にはいつも「この青空の下からはじめよう」という思いがあります。
障害のある方が自分らしい人生を歩んでいけるように、当法人では農園、食品加工、織物、ショップ、清掃など様々な事業を展開し、自主製品の開発にも取り組んでおります。また、安心して暮らせるグループホームも運営しております。メンバーとスタッフが励まし合いながら、そして、地域に支えられながら、この青空の下で日々を頑張っていきたいと思います。




こうち福祉会のコンセプト


「私たちの願い」

私たちは障害を受けた一人として、また、障害者と共に生きる一人として、その一人ひとりの生命と生活の営みが大切にされることを願っています。そして、この町の青空と、この町の人たちの中で、共に生活できることを願っています。

「私たちがめざすもの」

障害をもつ人たちの願いを大切にし、地域の中で「生き生きと働ける場所」の保障をめざします。障害をもっていても、地域社会で共に暮らし、ゆたかな人生を送れるよう、その発達を保障する場にします。障害者の権利を守り、豊かな暮らしをめざし、ノーマライゼーションの理念に基づく地域福祉の向上に努めます。